ZEISS OPMI Pico MORA upgrade

ずっと使い続けているお気に入りの道具の一つにZEISSのPicoがある。
不満点があって外部出力が解像度の低いビデオしかないことと,左右方向に角度をつけて観察すると首が斜めになって非常に疲れるというものがあった。前者は接眼レンズでは強拡大において術者に十分に見えている細部の情報がビデオでは完全につぶれたりする。後者は構造上仕方がない。その両方を打破する製品でおまけに旧製品からのアップグレードパスが準備されている。これはPico本体は耳鼻科などでも使えるように汎用的に設計されており,単にアタッチメントを接続するだけで機能拡張出来る合理的な構造になっているためである。これは融通が利かない歯科製品としては画期的なことだろう。選択肢があってビームスプリッタが内蔵されている”with documentation port”を選択した。これは約$1.000 upになるが,CCDではなく,光学系で写真が撮れるので期待しているが,カメラの接続アダプターがこれまたかなりの値段がするのが難点である。このオプションは後から追加はできないので購入時によく考える必要がある。
このupgrade kitは従来販売されていたローテータブルカップリングとアングルオプティクス,ダブルアイリス,シングルポートビームスプリッタを一つのユニットに統合したものといえる。統合することによって計量化されヒンジをPico本体からMORAへ移すことにより,上下の重量バランスが良くなり操作時の位置決めの移動がかなりスムーズになり,左右のスイングもフリクションダンパーの可変の効き具合も良好で製品として非常に完成度が高いといえる。バラバラのパーツではヒンジ位置は変更できないし,重く,左右のスイングもまったくスムーズではない。唯一最大の欠点は,本体のPicoがヘックスのイモネジ一本で固定されているために落ちるのではないか?という疑念が払拭できないことである。定期的なネジの緩みのチェックは必須であろう。
購入に当たり問題は日本国内の価格で,欧米でのほぼ倍である。しかし,海外で購入しようとしても納期に時間がおどろくほどかかるため,ちょっと旅行の際にホテルに届けてもらって手荷物でというわけには行かなかかった。さる知人のご厚情に頼ってやっと購入することができた。各種税金,送料を込みにしても国内価格の6割強で収まったのは大変助かる。しかしながら,この価格付けは日本のユーザーは完全に馬鹿にされているというほかない。
購入計画を立ててから3年越しの念願が叶い,本日航空貨物が届いた。昨日,通関より連絡があり,引っかかるかも知れず心配していたのであったが,問題なく通関したようである。
これから頑張って使い込んでいこう。

MORA アップグレード

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